母乳で育てている母親にとって、いつ卒乳、断乳するかというのは悩みの一つだと思います。
どのタイミングが一番ベストなんだろう?と、早くても遅くても、どちらでも心配になるものですよね。
今回は、お子さんのペースに合わせて卒乳させた方の体験談をご紹介したいと思います。
photo by Cary and Kacey Jordan
■:「子どもが嫌になった時にやめればいいのよ」
この言葉を助産師さんから受けてとてもしっくりきたので、ずっと与え続けていました。
長男は4歳の時まで吸っており、次男も同様に4歳頃まで吸っていました。
最後の方は、母乳を飲んでいるというより、落ち着くから口に入れている、という感じではありました。
次男は特に夜泣きがひどかったので、「母乳をやめると、よく寝る」という話に倣い、一度はやめてみました。
しかし変化がなかったので、結局は母乳へと戻りました。
■:子どもがおっぱいに吸い付いている姿が、 この上なく愛おしく感じる瞬間
そう感じていた事もあり、私自身やめたくないなという気持ちが大きくもありました。
子どもが大きくなっていく過程の一つのステップとして“卒乳”というものもあるのだと思います。
しかし私はあえて大きくなるための試練とするのではなく、子ども自身が安心するひと時として捉えるようにしていました。
■:夫からの言葉を受けて
「ジーコは7歳まで母乳を飲んでいた。
母乳を飲んでいる時期が長い人は偉大になれるらしい」と、夫がどこから聞いてきた言葉も、私が母乳を続けていた理由の一つになります。
この言葉を受けて、「子どもに好きなだけおっぱいをあげよう」と結論付けたのです。
偉大になれるかどうかはわかりませんが、“母と子の愛情の架け橋として母乳をあげる”と言うのは良い事だと信じています。
■:次男からの一言で、母乳をやめた
次男がおっぱいをやめた理由は、私の乳首が痛くなったことでした。
最初はぐずるかとも思いましたが、次男も大きくなっていたので「それはママがかわいそうだね。もうやめるよ」と、想像以上にさっぱりしたものでした。
しかしこの一言を受けて、子どもも私もお互い、もうおっぱいは十分、と満足して終われた気がします。
いかがでしたでしょうか?
4歳で卒乳、と聞いて、遅いのではないか?と思われた方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
この方は助産師さんや旦那さんからの言葉を受けて、ご自身の考え方とお子さんのペースを優先されています。
そのお陰で、最後には親子共々満足して終われたと仰っています。
いつまでに、と気を張るのではなく、お子さんに合わせて卒乳、と言うのもひとつの方法かもしれませんね♪