赤ちゃんって普段は泣いても夜はグッスリ寝るものだと思ってしまいますよね。
また、夜泣きはクセのある子だけだから、まさかうちの子に限ってなんて思ってないですか?
夜泣きはどの赤ちゃんにもある「当たり前」のことなのです。
まだ睡眠のリズムができていない赤ちゃん。
どんなに可愛い我が子でも、大人にとったら毎晩は勘弁して欲しいものです。
そこで、赤ちゃんの夜泣きを泣かせない3つの魔法があるのです。
この3つの魔法を使ったらたちまち眠りにつく子になりますよ。
photo by Azahairi Abd Aziz
【1】温める魔法
赤ちゃんはお母さんのお腹の中の温かい羊水の中でポカポカお布団として寝ていました。
ですので、外に出たら寒くて仕方ないんですよね。
特に眠たい時に温めてくれないと眠れないのです。
赤ちゃんが眠たそうにしていたらすかざず、おくるみでしっかり包んであげてください。
きつすぎたら苦しいので、体にフィットする感じで巻いてあげてください。
これだけでもう安心しています。
【2】リズムの魔法
赤ちゃんは、お腹の中で頭を下に縦に丸まっていてお母さんが歩くたびに縦に揺れる中で過ごしてきています。
そう、縦揺れが安心するのです。
よくお尻をトントン叩く人もいますが、その揺れより縦揺れのほうが安心します。
自分の体に密着させて赤ちゃんを縦に抱き、お尻を押すように縦に揺らします。
ゆっくりのリズムより、早めのリズムで一定のリズムが眠りを誘います。
疲れたら抱っこ紐で歩くのもいいと思います。
【3】密着の魔法
赤ちゃんは、一人でいると不安です。
抱っこされている時がなによりも安心するのです。
おくるみで体をフィットし、縦揺れをしていても肝心なお母さんと離れていることは一番赤ちゃんの不安を強くします。
しっかり赤ちゃんと密着し、寝たとしてもなるべく離れないようにしましょう。
赤ちゃんはお腹の中でお母さんの心臓の音を聞きながら、安心して寝ています。
寝ていても音を聞いているのですよね。
寝たからといってすぐに床に置いてはまた最初の繰り返しなのでしっかり深く寝るまでの間は抱っこし、もういいかなと思ったら温度が変わらないように温かい場所に置き、赤ちゃんの耳にお母さんの寝息が聞こえるように寝ましょう。
いかがでしたか?
この3つの魔法は一つでは効き目がありません。
3つ揃っての魔法です。
子育ては本当に大変ですし、赤ちゃんは喋らないので、なおさらどうしてあげたらいいのかわからず、疲れてしまいますよね。
ですがこうやって、赤ちゃんの安心する環境、原理などを考えて考慮してあげると、赤ちゃんもだんだん慣れてきて、安心して寝るようになります。
ネンネトレ-ニングだと思ってぜひ一度お試しください。
そしてあっというまに過ぎてしまう赤ちゃんの貴重な時期を、笑顔で乗り切ってみてくださいね。