子どもの叱り方、ほめ方、気をつけるポイント

 

育児をしていると、イライラして大声で怒ってしまうこともあります。

 

感情が止められず、必要以上にガミガミと叱った後で後悔してしまうこともあるかもしれません。

 

ガミガミと叱るのは必要か?

 

どうしたら、上手に褒めて育てられるのか?

 

そのポイントをまとめていきたいと思います。

 

photo by Charlotte

【1】言葉は言霊、親が言う言葉の通りに子どもは育つ。

 

日本では昔から、言霊という言葉があります。

 

「声に出して言った言葉は、その言葉のようになっていく」

 

言葉にはそんな霊的な力があると信じられてきました。

 

これは、子どもにも当てはまります。

 

「どうして出来ないんだ、ダメね」といった、否定的な言葉を発していては、子どもの自尊心は育ちません。

 

それどころか、自分は「ダメな子」なんだと、自己イメージを低く持ってしまいます。

 

子どもを叱る時は、否定的な言葉を使わない事が大切です。

【2】感情的にならない。

 

感情的に怒鳴りたくなる時もあるでしょう。

 

しかし、大声で叱ったところで、さほど効果はありません。

 

なぜなら、子どもは恐怖心でいっぱいになり、どうして叱られたのかを反省する事ができなくなるからです。

 

感情の波が押し寄せてきたら、落ち着くために深呼吸をして、冷たい水を飲んでみてください。

 

そして窓を開けてみましょう。

 

周囲に怒鳴り声が聞かれるのがわかると、客観的になり、冷静になれます。

 

子どもの目を見て、低い声で、静かに諭すほうが親の真剣さが伝わって効果があると思います。

【3】アメとムチ、どちらも問題がある。

 

アメもムチも、結局は子どもを親の思う通りに操作しようとしているだけです。

 

操作される事に慣れてしまうと、自発性が育たなくなってしまうでしょう。

 

操り人形になってしまっては、大人になってから困ることになってしまいます。

 

まず子どもにどうしたいのかを聞き、自ら進んでやらせていくのも一つの手であると思います。

いかがでしたか?

 

親の最も大切な役割の1つは、子どもに自信を与えることです。

 

ぜひもっと、お子さんの良いところを人前でも褒めてあげましょう。

 

出来ない事より出来た事に目を向けて、おおいに褒めてあげてください。

 

そして、親も自分自身を褒めてください。

 

自分を認めて好きになれば、子どもに対してのイライラも少なくなると思います。

 

周りの目を気にしていると窮屈になってしまいますので、無理をせず、自分のペースですすめられるといいですね。