病気のときの飲むこと、食べることについての3つのポイント


 

病気のとき、辛そうにしている赤ちゃんを見るとこちらも辛くなってしまいますよね。

 

そのときの飲むことや食べることについても、どうするべきか、なかなか悩みどころですよね。

 

なんとかしてあげなければ!と焦ってしまうかもしれません。

 

そんなときでも、基本はシンプルに3つだけ、と言われています。

 

今回は、その3つのポイントをご紹介させていただきます。

 

こちらをベースとして考え、状態に応じて与えてあげてください。

 

 

photo by Kris Kesiak

 

【1】水分補給が最優先

 

熱をともなう病気や下痢、嘔吐があるときには特に、水分補給を一番に心がけましょう。

 

水分補給をしっかりしないと、脱水症になる可能性も。

 

脱水症は、重くなると命に関わる場合もあります。

 

スプーンで一口ずつでもいいので、まずは口に入れてあげましょう。

 

水分は、長くても3時間間隔でとらせてあげるようにしてください。

 

【2】食べることを無理強いしない 

 

食欲がないときに「体力をつけなくては」と無理に食べさせる必要はありません。

 

食べるエネルギーが戻るまでは、まず水分補給を優先に考えてあげてください。

 

ゆったりと気長に、お子さんのペースに合わせてあげましょう。

 

固形物を受け付けないようであれば、野菜スープなどで水分と栄養の両方をとらせるという方法もあります。

 

【3】回復期には消化の良い炭水化物を少しずつ

 

食欲が戻ってきたら、おかゆやうどんなど、薄味の炭水化物から少しずつ与えていってあげましょう。

 

野菜や肉類などの具を無理に入れる必要はありません。

 

脂っこいものや味の濃いもの、糖分の多いものなど、胃腸に負担をかけるものは避けてください。

 

また、欲しがってもいきなりたくさんは与えないようにしてください。

 

離乳食の場合は、量やかたさを一段階ほど戻して再開しましょう。

 

元に戻すのは、完全に回復してからにします。

 

いかがでしたでしょうか。

 

体調が悪い時に何をあげたら良いかについては、悩まれる方も多いと思います。

 

ですがこれは、お子さんの体調を見て進めるのが基本だといわれています。

 

無理に飲ませたり食べさせたりせず、お子さんが受け付けるものをメインにとらせてあげてくださいね。