現在妊娠されている方で、自分の子どもは母乳で育てたい!という方も多いと思います。
ですが、出産したら必ず母乳が出る、というわけではありません。
では、母乳を出すためにはどうすれば良いか。
今回は、妊娠中にしておくべき「体を温める生活」をするためのポイントをご紹介したいと思います。
photo by Jon Ashley
【1】夏でも飲み物は温かくして飲む
夏はどうしても暑いので、家の中だと冷房をつけてしまいますよね。
ですが冷房によって、夏の体は意外と冷えがちです。
暑い時にはどうしても冷たい飲み物が欲しくなりますが、妊娠中にはぐっと我慢をして、温かい飲み物をとるようにしましょう。
冷たい物をとりすぎると、血液循環が悪くなり、母乳の出に影響します。
飲み物はノンカフェインの物がおすすめです。
【2】手浴・足浴で末端から血流をアップさせる
心臓から遠い手足は、血液の循環が悪くなり、冷えやすくなります。
妊娠中は上半身が熱くなりがちですが、手足は夏でも冷えていることが多いのです。
手足の末端を温めることによって、体全体の血流も良くなります。
また、仙骨を温めるのも良いでしょう。
【3】体を冷やさない服装の工夫をする
夏でも羽織るものは常備して、冷房対策をするようにしましょう。
首・手首・足首の“3つの首”は、皮膚の下に大きな動脈が通っていますので、ここは常に温めるよう心がけましょう。
5本指ソックスは、足の指と指の間を適度に刺激してくれて血行がよくなりますので、お勧めのアイテムです。
【4】締め付けない下着を選ぶ
締め付けの強い下着は、乳腺の発達を妨げて、血行を悪くします。
妊娠中から産後は、ゆったりとした下着を身につけるようにしましょう。
ブラは乳腺を圧迫せずに、肩への負担が少ないものを選ぶのがポイントです。
ワイヤーの入っているものは避けるようにしましょう。
ショーツはおなかを包み、圧迫感のないものがおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
体が冷えると血行が悪くなり、十分な量の母乳が出なくなります。
そのために妊娠中から、体を温める生活をするように心がけましょう。
特に、夏の冷え対策は万全にして、楽しい母乳育児ができるといいですね♪