授乳中の痛み予防と、傷ができてしまったときの対処法


赤ちゃんが生まれてはじめての授乳。

 

でも、慣れるまでは痛かったり、乳首に傷ができてしまったりしますよね。

 

傷が出来たときの授乳の心境はまさに恐怖。

 

今回は、出来るだけ傷を作らない方法と、傷が出来てしまったときの対処法をご紹介します。

 

 

photo by Uqbar is back

 

▼どうしても痛い傷に「傷パワーパッド」

 

ぱっくりと切れてしまった傷はなかなか治りません。

 

そんな時は市販の「傷パワーパット」がよく効きます。

 

赤ちゃんが誤飲しないように少し長めに切るなどして、切れた部分に貼り付けます。

 

傷パワーパットが赤ちゃんの口の外側まででていると安心です。

 

これを貼っていれば授乳しても刺されるような痛みはなくなります。

 

このパットは3日くらい貼りっ放しにします。

 

シャワーの際に上からよく洗って清潔を保ちましょう。

 

3日後ゆっくりとはがすと傷はほぼ治っています。

 

まだ痛みがあれば新しいものと張り替えましょう。

 

▼傷ができてしまった時1

 

一回でもいいので授乳を休みましょう。

 

傷のないおっぱいだけ与えるのでもよいでしょう。

 

その際は手か搾乳機でしぼります。

 

赤ちゃんに吸われる痛みよりははるかにマシです。

 

▼予防その1 赤ちゃんへの咥えさせ方

 

産院の助産師さんに「赤ちゃんに深く吸わせてくださいね。」と教わりますよね。

 

では、どうしたら深くなるのか。

 

赤ちゃんが大きく泣いて、大きな口を開けている時におっぱいをつっこむ。に限ります。

 

大きく咥えるほど、乳首に傷はできにくくなります。

 

▼予防その2 ベビーバー油

 

授乳が終わったら、すぐにベビーバー油を乳首に塗っておきましょう。

 

下着との擦れから保護し、授乳中についた少々の傷であれば回復します。

 

ベビーバー油はそのまま赤ちゃんが口にしても大丈夫ですし、心配な方はウェットティッシュで授乳前にふき取ればOKです。

 

いかがでしたでしょうか?

 

授乳の痛みは、必ずなくなるときがきます。

 

長くても3か月もすれば、授乳ケープをして、外出先でもへっちゃらで授乳できるようになりますよ。

 

母乳育児はとにかく準備や後片付けなどが要らず楽です。

 

初期の痛みをなんとか乗り切って、楽しく子育てをしていきましょう。