妊娠中のつら~い便秘に負けないための5つのルール

妊娠中は普段よりも便秘になりやすいと言われています。

 

普段は便秘に悩んでいない方でも便秘になったり、便秘が悪化したりします。

 

便秘の原因には生活習慣もありますが、妊婦さんに特有の原因もあります。

 

ここでは妊娠中の便秘の原因と妊娠中の便秘に負けない5大ルールを紹介したいと思います。

 

photo by Sam Russell

 

【1】妊婦さんは便秘になりやすい!?

 

妊娠中の便秘の原因の一つは、妊娠すると分泌される黄体ホルモンです。

 

このホルモンには腸の働きを抑える働きがあるため、腸の便を排出させる働きが弱くなってしまい便秘になるのです。

 

また、胎児が大きくなるにつれ子宮が腸を圧迫するようになるため、さらに腸の働きが弱くなってしまいます。

 

他にも妊娠中の水分不足やストレスも便秘の原因になります。

 

【2】水分をとろう


 

つわりの時期には、食事からの水分摂取の量が少なくなります。

 

水分が不足すると、便が固くなるため便秘になりやすくなります。

 

つわりの時期にもこまめに水分をとるように心がけましょう。

 

また、朝、寝起きにコップ一杯の水を飲むと便が出やすくなります。

 

【3】食物繊維をとろう

 

食物繊維を意識的にとるようにしましょう。

 

根菜類や芋類、雑穀類は食物繊維が豊富な食材です。

 

食事の白米を雑穀米にかえてみたり、朝食を雑穀入りのシリアルにかえたりなど、少し工夫をするだけで、手軽に食物繊維を摂ることができます。

 

【4】乳酸菌をとろう

 

乳酸菌には腸の働きを助ける働きがあります。

 

ヨーグルトを毎朝食べる習慣をつけるとよいです。

 

ヨーグルトが苦手な方は、乳酸菌のサプリメントやタブレットがおすすめです。

 

【5】適度な運動をしよう

 

安定期に入ったら、適度に体を動かしましょう。

 

体を動かすことは腸の刺激になります。

 

散歩や軽いストレッチ程度の身体に負担のかけない範囲で、定期的に体を動かすとよいです。

 

体力に自信のない方は、週に23回から始めてみましょう。

 

【6】十分な睡眠をとろう


 

腸の働きには副交感神経の働きが影響します。

 

睡眠前のリラックスタイムは副交感神経の働きを高めます。

 

妊娠中は睡眠時間を十分に確保し、睡眠前のリラックスする時間を大切にしましょう。

 

睡眠前にテレビやパソコンなどの刺激を受けると交感神経の働きが強くなります。

 

なるべくゆったりとした気持ちでベッドに入れるように気をつけましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

 

妊娠中の便秘は、生活の中のちょっとした気遣いや注意で改善することができます。

 

上記の5大ルールを参考にして、ぜひ便秘のストレスのない妊娠生活を送ってください♪